【2024年6月23日~7月6日のまとめ】
エンゲル係数が激増して対策の必要性に迫られ、アンインストールしたToo Good To Goを再度インストールした。
Too Good To Go とはフードロスを減らす目的でその日にその店で売れ残ったものを安く売買するプラットフォームである。
食品ロスを減らすアプリ「Too Good To Go」とは
食品廃棄物をなくしたい! 飲食店の"余り物"を注文できるアプリ「Too Good To Go」を試してみた
ドイツでも2016年からサービス開始していたようだが、自分がこれを知ったのは2年ほど前であった。その頃は近所にはモンゴル焼肉屋かガソリンスタンドの売店かパン屋しかなく、まだウクライナ戦争を発端にしたインフレも始まっていなかったので特に安いとも思わなかった。
今見てみるとだいぶパートナーショップが増えていて、その中で、総菜やサンドウィッチではなく野菜と果物の詰め合わせを出品しているトルコ系のスーパーが目に留まった。同じ値段なら総菜やサンドウィッチよりも野菜と果物の方が絶対に得である。
何が入っているんだろうとわくわくしながら取りに行ったら持った感じ5~6kgはありそうな袋を渡された。
中をあらためてみてびっくりした。オクラやマッシュルームやAusternpilze(マイタケの一種)がこんなに入って4.50ユーロで本当にいいのだろうか? 思った以上の大盤振る舞いである。
ただ写真でもわかるように萎びているし、マッシュルームは少しぬめりがでてきていたので、早急に調理する必要はあった。
キノコのマリネ、ラタトゥイユ、オクラの塩昆布和え、コンポート3種(オレンジ/マンゴー、梨/レモン、オレンジとレモンの皮)を作った。にんじんはガレットにし、ロメインレタスは炒めて食べた。パプリカを1本だめにしてしまったが、それ以外は完食である。優に一週間はもった。
量だけではなく、中身も自分ではまず買わないものが入っていて、定期的に利用するのはよいかもしれないと思った。
ただ、本来なら捨てるはずだったものに値段が付くのだから店側も承知済みとは言え、その店をToo Good To Goでしか利用しないというのもなんとなく気が引ける。その店に来る人がToo Good To Goでしか買い物しない人ばかりになってしまったら店としては結局損だからだ。
なお、記事を読んで初めて知ったが、このToo Good To Goでお店は実は儲けはまったく出ないどころか利用料は店側の持ち出しだそうだ。目指すところは良いのだが、利益を生まないのでは持続性がないと思ってしまう。
【後日談(追記)】
1軒目のトルコ系スーパーが大当たりだったので、次も同じものを買おうとよく見ずに注文したところ別のトルコ系スーパーだった。ここは荷物を持って歩いて帰るにはちょっと遠かったのでわざわざバスを利用して行ったのだが、あまりに期待外れであった。これが本当に同じ値段か? と思うような、相当見劣りする内容である。
ただうずら豆のトマト煮の缶詰はおいしかった。自分ではまず買わないものに出会えたという意味ではよかった。
次は、どんなものが来るのかだいたい想像はつくとはいえ、一度は経験しておこうと思ってガソリンスタンドの売店のサプライズバッグを注文。中身は予想通りパンまたはサンドウィッチ、だがどれにするか店頭で選ばせてくれた。自分はサンドウィッチばかりを選んだが、ペストリーも選択可能だった。これもサンドウィッチにしては景気よく入れてくれた。
・ピクミンブルームの記録。
ウィークリー振り返り2022年7月。
7月6日 蟹座新月「ありあまるほどの食事を楽しんだグループの人々」