【2024年5月24日~6月6日のまとめ】
・ピクミンブルームの思い出カードがあまりに少なくて5000歩以上の時の歩数もお試しでコラージュに入れたのだが、それ以降なんだか恒例になってしまった。よくない。
・遠出する機会があったので録りためていたNieR Re[in]carnationの生放送を一気見していた。
大陸の覇者の生放送を見るようになって他の運営ゲーの生放送も見たりしているのだが、リィンカネの生放送は割と好きな部類であった。生放送には運営のカラーが本当によく出ると思う。周年記念のミニ朗読劇は大陸の覇者でもやってほしい。
ただニコニコプレミアム会員限定の追加放送があったのはちょっと残念だった。この形式は他でもどこかで見た気がするが、割とよくあるのだろうか。
それにしても最近のゲーム制作者はYouTuberもどきのこともしなければならなくなって大変だなと思う。これもまた時代の変化である。
・リィンカネファンたちはリィンカネの何が好きなのかが知りたくていろいろな人の感想を読んでみたが、だいたい「グラフィックが美しい」「世界の作りこみがすごい」「描写がすごい」「音楽がいい」に集約された。大陸の覇者と同じだと思った。今日日のそれなりに売れているゲームはだいたいこの辺の条件は満たしていそうなので、もう少し具体的な説明がないと何も言っていないのと同じというか、他の作品と差別化できない。
大陸の覇者とオクトラ2をプレイした時に作中で描写できなかった事象を手記の形で読ませるのはやめろと思ったのだが、リィンカネも思っていたよりはだいぶテキスト量が多かった。ただNirRシリーズではウェポンストーリーは定番のようなので、そこはオクトパストラベラーよりは受け入れやすかった。ゲーム内で結構な分量のテキストを読ませるのは最近の傾向なのかもしれない。
リィンカネについては、見れば見るほど3Dビューワーがすごい。それと、ストーリー本編がフルボイスなのはともかく、キャラストーリーにも朗読がついているのは結構贅沢かもしれない。
ただしNieRの世界、特にAutomataは、目的ありきの世界設定とキャラ配置だなという感想を持った。
ゲームでも、The Last Of Us2とかは納得出来る人にとってはこれ以上に無いほどの物語だった。出来ない人にとっては何もかもがクソだと思っただろうけど。
同じく鬱エンドのニーアオートマタなんかは正直、鬱エンドにしたいだけのキャラ物作品だなと感じた。
だからこそウケたんだろうな
というポスト(アカウント削除済み)の言っていたことが1年経ってようやく理解できた。それでも2Bと9Sの関係が好きなので作品に対する印象はポジティブである。
鬱エンドの大傑作『ミスト』は「限られた情報の中で主人公が理性と良心の限りを尽くして〈主体的に下した決断〉が全て無意味だった」から効くんだよなぁ。
— 葛西伸哉 (@kasai_sinya) April 29, 2023
ただ外部の力で為す術もなく不幸になるようなのは概ねつまらない。
エンディングに本当に必要なのは「納得」であって、それが幸か不幸かはさして重要ではない、というのが自論です。
— うさぎのけーせい (@PaintersAdvent) April 29, 2023
ミストはまさにタイトル通りの「先が見えない」恐怖と絶望を徹底して描ききったからこその傑作だと思うので。
ディレクターのインタビューや対談動画を何本か見たが、個人的にはナイーヴだと思った。日本語化された「ナイーブ」ではなく、本来の意味での"naïve"である。であるから、若い人に受けるのはわかる気もする。
・運営型スマホゲーはだいぶ前からレッドオーシャンである(のになぜ新規参入が後を絶たないのか?)という意見なのだが、コンシューマーでももうゲーム開発は儲からないという。確かに数千円で数十時間遊べてしまう(自分の場合はだいたい200時間)のはコスパが良いどころではない。
自分は作り手の「オレはこれがいいと思った!」が見たいので、実験場がインディーズに回帰していくならそれはそれだと思う。
・冷笑、皮肉、卑屈、斜に構えた態度は、自分の周囲のためにも良くないが、何より自分のためにも良くないよというポストを見かけることが増えて、ここにも少し時代を感じる。
エンタメに関する「冷笑から誠実へ」が、あまり接点のないはずのいろんな場所で言われていて、個人的にかなり注目して見てる…。
— ヒグチ🍳 (@yokoline) March 31, 2024
思春期に「ただしイケメンに限るなんだよなぁw」「リア充は爆発しろ!」みたいな2chのノリを真に受けてしまったせいで貴重な10代の時間をかなり無駄にしてしまったから、冷笑に逃げるな!普通に夢を持って普通に努力しろ!っていう逆張りの逆張りをどうにか若いオタクに伝えていきたい
— たつたがわ (@GAWA_TaTsuTa) June 4, 2024
・「人生における成功は、努力よりも偶然によるところが大きい」のは「贅沢品としての信念」の典型的な例である、というのにびっくりした。
「贅沢品としての信念」というのは提唱者によれば「上流階級はそれを主張することでほとんどコストを負うことなくステータスを得られるが、下層階級はそれによってしばしば犠牲を強いられる、そうした考えや意見」のことで、典型的なのが以下のような意見だという。
・警察は廃止すべきである(ディファンド・ザ・ポリス)。
・国境を開放し移民を入れるべきである。
・宗教は有害である。
・離婚やポリアモリーは個人の自由で問題ない。
・白人は白人であることで、非白人にはない特権を享受している。
・トランスジェンダーは保護されるべきである。
・薬物は合法化されるべきである。
・人生における成功は、努力よりも偶然によるところが大きい。
本当にこんな主張をする人間がいるのか?(特に一番目) と思ったが、人生経験の少ない意識高い系学部生に多そうな意見である。ただ、最後の点については、これを受け入れられるだけ自分の人生は恵まれているのか? と一瞬考えてしまった。現時点では特に成功した人生ではないと思っていても、である。
本文では最後の点以外については下層階級が被る不利益に関して具体的に語られていた。しかし「人生における成功は、努力よりも偶然によるところが大きい」という信念がどのように下層階級に不利に働くのかについては全然語られていなかった。そこが一番知りたかった部分なのに遺憾である。
Xなどで流れてくるアメリカの意識高い系の主張は明後日の方向に飛びすぎていてまったく現実的ではないとは常々思っていたが、どうもそのアンチテーゼとして登場した模様であり、どちらにせよあまり真に受けるべき意見ではないという結論に至った。
・オクトパストラベラー2にエクストラバトルが追加された。DLCではなく無料アップデートである。界隈がざわついた。
『#オクトパストラベラー2』
— オクトパストラベラーII公式 (OCTOPATH TRAVELER II) (@OCTOPATH_PR) June 6, 2024
本日無料アップデートを配信開始🎊
ゲーム本編の
「エクストラストーリー」をクリアすることで
新たな敵と戦えるモードが追加⚠️
ゲームのタイトル画面から
「EXTRA BATTLE」を選ぶことで
まだ見ぬ強敵たちと戦うことができます⚔#オクトラ2https://t.co/djK18f57pJ pic.twitter.com/UQVLTv6oLN
オクトラ無印の主人公キャラのシールド数や弱点が割れ、繰り出される連携技や特殊効果に妄想が捗っている人を多数観測した。楽しそうな人を多く見ているとこちらも楽しくなってくるので良い。
・砂肝はだいたい蒸し焼きにして食べているのだが、突然砂肝の冷菜が食べたくなり、砂肝の下ごしらえについて検索してみた。
この動画では茹でた後の砂肝を結構気合い入れて水で洗っているが、他に、茹でるのは同じだが茹でた後に軽く流水でゆすぐだけの動画があった。出来上がりに差が付くのは結局こういうところの手間を惜しむかどうかなんだよなと思った。
手間といえば、知人がこういうジュース製造器で自分ちの庭で採れたぶどうでジュース作ってたんだけど、傷んだ実とか枝とか全然除けないで全部突っ込んでたのね。面倒くさいというので自分で選別して綺麗な実だけで作ったら「味が今までと全然違う!」ちゅーてた。そこの手間は惜しむべきではないよ pic.twitter.com/UBeyevUo9T
— ロイコ𓂋𓍯𓇌𓎡𓍯 (@Leukosaphir) July 20, 2019
これを思い出した。
砂肝の冷菜はこちらを参考にした。
Xで「まるごとチキン&ズッキーニの炊き込み」なるレシピのつくレポを見かけたので自分も作ってみたが、鶏もも肉250~300g、ズッキーニ1本に対してご飯1合という分量(しかも2人分)がまずおかしい。ご飯は2合はあった方がいい。
そしてブロッコリーの炊き込みご飯でも思ったことだが、素材を丸のまま炊飯器に入れるのはそんなにお手軽だろうか。ブロッコリーにしてもこの鶏ももズッキーニにしても、炊きあがってからほぐせばいいという考えのようだが、別に言うほどやりやすくはない。次に作るときは最初から切って投入しようと思った。
・ピクミンブルームの記録。
今回は歩数は多いが植えた花はとても少ない回だった。
ウィークリー振り返り2022年5月。
6月6日 双子座新月 「知力の頭に溶けていった健康の頭」