【2024年7月22日～8月4日のまとめ】
自宅マンションは現在、対象になっている各住戸全フロアのバスタブ/シャワータブ/便器を取り壊して排水管を交換するという、かなり大がかりな修繕工事中である。
こんな大規模な工事をしていて工事中部屋に住めるのか? と不思議だったのだが、ある時工事中の部屋をのぞいてみたらもぬけの殻だった。
4月にはついに隣の部屋で工事が始まり、自宅が対象になっているのかいないのかわからないまま戦々恐々としていたところ、5月末に管理人がやってきて「次はオマエダ」宣言をしていった。
翌週管理会社から詳しい説明を受けた。自宅は8月5日工事開始予定で、代替の住居を建物内に用意するので工事中はそちらに移ってほしいとのことだった。引っ越し業者は管理会社が手配する。なんでこんな直前に知ったのかというと(とは言え引っ越しの準備には十分時間はあった)、実はこの部屋は転借しているからである。管理会社から転貸人宛に来ていた何通もの手紙は受け取っても開けるわけにはいかず、転送頻度についても特に決めていた訳ではなかったので、対応が遅れてしまった。
ただ修繕が必要なことは住んでいてもわかった。
この他、最初に気づいたのがいつだったかもう忘れてしまったのだが、便器にひびが入っているのもずっと気になっていた。
排水管を交換するついでに電気系統も刷新するらしく、ついに分電盤が住居内に設置されるという。これまでは分電盤は住居の外の廊下に設置されていて、通りがかりの人が好き勝手に操作できる状態だった。実際に無断でブレーカーを落とされたことがある。
住居内のコンセントも増えるそうで、これ以降長く住むつもりはないにせよ、地味に楽しみである。実はコンセントはいくつか壊れていて使えなかった。修理させればよかったのだが、家具の裏にあって面倒だったのだ。
あまりに来ないので使わなくなって久しいが、次はエレベーターを刷新してほしい。
そして今月。転貸人を通じて引っ越し日時の打診が来たので返事はしたものの、その日時が確定したのかしていないのかはっきりしないまま当日を迎えた。
本当に引っ越すのかどうか、そしてどこへ引っ越すかも当日初めて知るという前代未聞の引っ越しである。
引っ越し業者の作業開始予定時刻は12時。直前の週にちょうど手が離せない作業が入ってしまい、前日と当日の午前中に怒涛のパッキングをする羽目になった。こんなギリギリの作業はもう二度と御免である。
段ボールが何箱必要になるのかは正直見当が全くつかなかった。最終的に引っ越し業者から提供されたL10箱と自分で買ったXL18箱でのうちL2箱とXL1箱が余った。
当日部屋を見せられたがこれがまた汚い部屋で、知っていたなら搬入前に掃除したかった。
管理人は「清掃業者を入れたはずなのにこんなに汚くてガッカリだ」と言っていたが、一度は業者が入っていたとしてもその後何人も住んでいるだろうと思った。業者にもう一度掃除させてもいいがどうする? と聞かれたが、日程調整が面倒なので断った。
工事期間中の代替住居は今住んでいる部屋よりも狭いというのは聞いていたが、体感3割くらい狭く、部屋が箱で埋もれている。ルンバを走らせるどころではない。
引っ越しは面倒くさいが、今持っているものの棚卸しをするにはまたとない機会である。
いつも「いつか引っ越す」と思いながら日々を過ごしているので引っ越しに備えて空き箱と梱包材をためておく癖があるのだが、今回出して整理してみたらLで2箱分あった。
転借しているのは当時家具付きの家を探していたからだが、そのため転貸人の家具だけではなく私物もだいぶある。その中で使っていないものをすぐにでも引き渡せるように箱に詰め直したらXLで8箱あった。これは相当スッキリした。
引っ越し業者から「物が多い!」と文句を言われたし、もう少しスカッと片付いた部屋にしたいという思いはあるが、捨てずに取っておいた物のおかげで別の部屋へ引っ越しても臨機応変に対処できている。
使わないと思って捨てたものを買い戻したり、それまで使わずにしまっていたものでも環境が変わると途端に活躍を始めたりする、という経験を何度かして、断捨離には少し慎重なのだが
断捨離というのは「いつ必要になるかわからないから取っておく」という貧乏層から「必要になればその都度買えばよい」という裕福層へ上昇するための儀式なので、痛みを伴って当然である。痛みが伴わなければ儀式としての意味がない。
という内容のポストを読んで(元ポストは残念ながら見失った)、そういう側面はあるかもなと思った。自分が不要なものを捨てるときは自分の見る目のなさが痛い。
ところでこの建物は学生寮の向かいに位置するのだが、部屋が変わったら自宅からeduroamと大学のWiFiが入るようになったのが地味に面白い。
・ピクミンブルームの記録。
また前日寝落ちたのに翌日振り返る前に歩き始めてしまって前日の歩数が反映されないやつをやってしまった。くやしすぎる。
ウィークリー振り返り2022年9月。
8月4日 獅子座新月「揺れている年を取った船長」