シリットのサーブパンを買ってから、気づいたら5年経っていた。
いくら高いパンでも
表面加工してあるものはやはりいつかは表面加工がハゲるので
基本的に消耗品だと気づき、買い直したい気運が高まってきた。
このパンは焼物だけでなく鍋物やオーブン料理にも使えたりして
意外と便利なのである。
5年前に買うときも
プロフィデラックスかプロフェッショナルかでさんざん迷ったのだが
今回もそもそも買い直すか否か、
買い直すならプロフェッショナルにするかでしばらく迷っていた。
たまたま(候補でなかった)ヴィジョンシリーズのスペックを見たら
・ シラルガンe30(30年保証)
・ 尻漏れしない縁の加工
・ 無水調理のできる蓋(別売)
と書いてあったので即決。
いったい何を迷うことがあったのかわからないくらいだ。
シラルガンe30とシラルガンとどういう違いがあるのか
またもやサッパリだがそこはもう気にしない。
ボディーがグレーなのと
おそらく生産終了モデルであるらしいことだけが惜しい。
左がヴィジョン、右がプロフィデラックスだが
写真だとあまり違いがわからない。
ヴィジョンは表面がツルツルしていて鏡面に近いが
プロフィデラックスは割とマットな感じの表面である。
この蓋は密閉性が高く、
写真だとわかりにくいが、微妙に内側に湾曲しているので
水が還流しやすい。
あと、この蓋にはちゃんとSilitと刻印が入っている。
(プロフィデラックス用に買った蓋には何も書いておらず
本当にSilitの蓋なのかわからなかった)
豚のステーキはとてもふっくらジューシーに焼け、
特に焦げ付くこともなかった。
(プロフィデラックスよりも美味しく焼けた気がした)
調子に乗ってKabeljau(タラ)のフィレも焼いてみたが、
少し焦げ付いてひっくり返す時に崩れてしまった。
確かに魚はプロフィデラックスの方がやりやすいかもしれない。
いい鍋で料理するとたしかに美味しいのだが
安い鍋やフライパンで調理するとどんな味がするのか
もはやわからなくなっていて素直に喜べず微妙な心境である。