オクトラ大陸の覇者 全てを授けし者7章クリア

06 August 2023

オクトラ大陸の覇者

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「さらばだ“選ばれし者”よ」という聖火神エルフリックのセリフ

全授7章クリア。促成栽培するとどうしても金導石が足りない。ボス戦直後の感想は「ストーリーの中で神がキャラクターに試練を与えるのはわかるけど、運営がプレイヤーに試練を与えてどうするんだ」であった。緩和後ではあったが、そもそもの仕様についての感想である。
そして、この「選ばれし者」という名称はこのゲームでは半分固有名詞のような扱いになっているが、選んだ本人がそう呼ぶのはどうなのか。

クラグスピアに戻ってきた選ばれし者は、誰も自分のことを覚えていないことに相当のショックを受ける。

ストーリーの画面だと選ばれし者一人しか表示されないので一人のように錯覚してしまうが、選ばれし者は何よりもまず旅団の一員であり、これまでの出来事も旅団のみんなと乗り越えてきたはずである。団員は互いのことを覚えているであろうからそこまで天涯孤独でもないと思うのだが、それはどういう扱いなのであろうか。
旅団もなくなって、かつ元団員の誰からも忘れられているというのなら落ち込むのも理解できる。
思えば無印でもその辺の整合性は曖昧(画面に表示されるのもストーリーに関与しているのも一人に見えるが実際はグループ行動)であった。

そして、どうやら選ばれし者だけではなくサザントスも一緒に忘れ去られている様子である。サザントスがなぜ自分と選ばれし者に関する記憶を焼いたのかはわからない。サザントスにとっては、自分自身の理想とする世の中が実現できるのなら皆が自分を覚えているかどうかはどうでもよかったのだろう、と自分は思った。
そもそも、選ばれし者の記憶を焼かなかったのはなぜなのか。焼けなかったのか。

「現在ファストトラベルを行うことができません」というエラーメッセージ
「アガペアに移動しますか」というダイアログボックス

向かえと言われたからファストトラベルしようとしたらできませんでしたの図その2。今回は宿屋の前に飛ばれると困る事情があったからなのだが。

巫女長アタラクシアの説明「指輪が悪しき者に渡らぬよう守り続けることが……」
巫女長アタラクシアの説明「聖火神より授かったわたくしどもの使命でした」

アガペアは指輪の巫女を育てる隠れ里である。指輪は少なくともこの100年ほどはオルサ島の神殿からは失われていたのであったが、その間指輪の巫女たちはどうしていたのであろうか。

アタラクシアの助言に従って聖火神の祠を訪れた選ばれし者は、かつて共に戦った者たちが選ばれし者を忘れて穏やかに暮らす様子を、これでもかと言わんばかりに見せつけられる。しかし、彼らは誰なのかは思い出せないが誰かと一緒に戦ったことは身体で覚えているようであり、記憶の抹消は完全ではないようだ。

ロンドのセリフ「僕が聖火騎士を志したのはある人に救われたからなのです」
ロンドのセリフ「思い出せないのです……その人が誰だったのか」
ロンドのセリフ「共に試練を乗り越えた……大切な人だった」
ロンドのモノローグ「大切な……人……」

聖火騎士を志すきっかけになった人と共に試練を乗り越えた人は同一人物ではないはずなのだが、ロンドは選ばれし者ともサザントスとも縁が深かったから混乱しているのだろうか。

聖火神エルフリックの問いかけ「そなたを知る者はもはや誰一人としておらぬ」
聖火神エルフリックの問いかけ「そなたの戦いに意味はあるのか……?」
聖火神エルフリックの問いかけ「そなたはなぜこの先を目指す?」
聖火神エルフリックの問いかけ「そなたが守るものとは?」

この章では何回も「彼らは誰もお前のことを覚えていないが、お前はそれでも彼らのために戦うのか」と訊かれるのだが、それとサザントスの暴挙を止めることに何の関係があるというのか。他人がどうこうではないのである。
「かつての仲間の穏やかな生活を壊してまで戦う意味はあるのか?」「サザントスはある意味目的を達してしまったので今さら彼と戦っても無駄だが、それでも戦うのか?」と訊かれたのなら返答に困ったかもしれない。
このシナリオを書いた人は徹頭徹尾モチベーションが他人ドリブンなのだろうと思った。誰かに褒められないならやらないタイプ。旅団の団員もあれだけ数がいるから中にはそういうタイプの人間もいるかもしれないが……。

そしてアラウネの体調について。全授4章からちょくちょく仄めかされてはいたが、選ばれし者たちがフィニスの門から出て祠を彷徨っているうちにそんなに時間が経ったのだろうか? 時間の流れがよくわからない。

聖火神エルフリックの語りかけ「青と黒……二つの炎を宿したかの者は、強い」
聖火神エルフリックの語りかけ「かの者を止める力がそなたにはあるのか?」
聖火神エルフリックの語りかけ「その力を我が前に示してみよ」

どうしてもこの先へ行くならその力を示せと言われるのだが、なぜそういう話になるのかさっぱりわからない。この試練を乗り越える力がなければこの先に行っても無駄死にするだけだからやめろ、という警告だったのだろうか。正直、サザントスの元へ行かせたくないから行く手を阻んでいるのではないかと勘繰ってしまった。

ところで、サザントスはなぜ青と黒の炎を同時に宿せるのか。炎の色は宿る人の心の在り方によって変わるのではなかったのか。

背教者マティアスのセリフ「式年奉火に使う種火はその持ち主の心を映すという」

結局、炎の色は何によって決まるのか?


ボス戦の記録。

全授7章ボス戦リザルト画面

金導石集めにも飽きていたのでコンティニュー上等で突撃し、3回で済んだ。きっちり6ターンでコンティニューが2回入ったのが面白い(つまりBPMax攻撃を阻止できなかった)。もう少し速度を調整するべきだったのか。記録を見返したところ、全授6章ボス戦でも同じパターンでコンティニューしていた。余談だが、こういうのをゾンビアタックと呼ぶと知った。

ボス戦撃破メンバーの装備(武器防具)
ボス戦撃破メンバーのパラメーター
パーティの装備(アクセサリー)
ボス戦撃破メンバーのバトルアビリティ

お供がいるので乱連撃が使えないのがやや不便。カナリィのカナリィフェイクは予想通りお供に消された。
テリオンのバトアビには、天鼠の代わりにヴォーパルトゥースをつけるべきだったと反省。ライフスティールダガーを初めて使ったのだが、一刺しで最大HPの数倍の回復量が出たのには驚いた。ギルデロイのヒールスパイクとは大違いである。
期待外れだったのはニコラのSPギフト。SP40も消費して渡せたSPがたったの25で、焼け石に水だった。バルジェロのトラッタメントも対象が単体で結局出番なしだったのでアストゥートにしておけばよかった。

神域の短剣・秘IVのソウル変更画面

ソウル武器を個人の専用装備にしたくなかったのでこれまでは虹のソウルは入れずに来たのだが、さすがに入れないと厳しかろうということで入れてみた。
神域・秘シリーズには星の虹ソウルの入るスロットがふたつあるのだが、ソウル3つ、抜魂の粉を4つ使ってもシールドブラストしか出ず、「なめとんのか?」と思ってしまった。このような誰得なシステムにゴーサインを出したのは誰なのか。

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2010年3月31日 再々移転・改題
2008年7月16日 再移転
2003年2月26日 移転・改題
1999年1月2日 開設

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