某巨大掲示板ではあまり人気のないWMFのステンレス鍋。
品質の割に値段が高いとか、
底面多層はガスコンロ向きではないとか。
日本ではWMFは圧力鍋の方がメジャーな感じ。
自分の使っているのはディアデムプラスという廉価シリーズの
16cmキャセロール(1.5L)と16cm深型両手鍋(2.0L)。
現地での実売価格はジオ・プロダクトとほぼ同じ価格帯。
底面は分厚い三層構造。
側面はやや薄いような気もするが保温性はそこそこ良い。
WMFのステンレス鍋は全体的にフィスラーより軽めかも。
無水料理っぽいこともできる。
(冷めたときに減圧になるほど密閉度は高くない)
鍋ごとオーヴンに突っ込むこともできる。(ガラス蓋付きでは180度まで)
焦げやすい底面は内側も外側もヘアーサテン仕上げ。
取っ手は、鍋底からはみ出るような強火にでもしなければ熱くならない。
鍋から直接注いでも尻漏りしない。
鍋の蓋は一応取っ手に引っ掛けておける。(できないシリーズもある)
熱源を問わず使用できるし、食器洗浄機にも対応。
蓋をひっくり返して鍋に載せればスタック収納も可能。
キャセロールの取っ手。
好みのフォームではないが、中空になっていて熱くならない上に
接合部分にきちんと穴が開いているので洗って中にも水が溜まらない。
こういう所はさすがWMF。
ただガラス蓋は縁にステンレスが巻いてある構造なので、
ステンレスのところに少し水が溜まりやすいのが惜しい。