鍋に凝り始めるきっかけになった記念すべき(?)鍋である。
本当は、十年来はかせ鍋を買おうと思っていたのだが、
高くて躊躇していた。
意を決してアマゾンで探すと、なぜか無水鍋が一緒にヒットし、
しかしながら無水鍋は残念なことにIHでは使えないので(使えるのもある)
無水料理ができる鍋を探しているうちにストウブにたどり着いた。
購入の決め手になったのは、アマゾンのこんなレビュー。
「ほとんど鍋に入れて蒸すか、煮るだけで何でもうまくなってしまうのだ。」
「外食に頼りがちな物ぐさな、料理にあまり関心の無かった単身者にこそ、
このサイズのストウブ購入をお勧めする。」
ただ、実際使ってみると、使い方にコツのいる鍋だという感触を持った。
まぁ今まで料理はほとんどしなかったし、鉄鋳物の鍋も初めてだし。
直径20cmで容量は2.2L。
同じ直径のステンレス鍋だと3Lくらいは入るので
一回り小さい感じ。
上からの写真で見るとさほど大きさに差を感じないのだが、
重ねてみると同じ直径の鍋のなかにすっぽり。
同じサイズのステンレス鍋に比べると、ずっしり重い。
ビタクラフトより容量小さいのに、蓋込みの重量は倍以上。
ストウブを見てからル・クルーゼを見ると、蓋が頼りない感じ。
手入れはこれといって難しいわけではないのだが
縁の琺瑯が欠け易く、その欠けたところから錆びていく。
店頭でいくつか見てみたが、
やっぱり縁の琺瑯が欠けているのがいくつもあった。
それと、蓋のつまみのところに水が溜まりやすく、
洗うたびにつまみを外して乾かさないと、つまみのところが錆びる。
ステンレス鍋は使い勝手が良くて重宝しているのだが
煮込み料理はストウブに分があると思う。
何て言うか、熱が食材にふんわり伝わる感じ。