オクトラ大陸の覇者 Side Solistia開始

24 June 2023

オクトラ大陸の覇者

t f B! P L

6月22日、大陸の覇者Side Solistia配信。

タイトルロゴのiとlが鏡文字になっているのが、鏡写しの世界を思わせるような微妙な違和感を生み出している。

オクトラ2発売から2カ月後、本編を本腰入れてプレイする前に大陸の覇者Side Solistiaが2.5周年サプライズで発表されてしまった。
2.5周年の頃はSide Orsterraにかかりきりでそれどころではなく、Side Solistia配信までに本編クリアもできそうになかったので、先に大陸の覇者で遊んでから本編へは行くことにした。
という訳で、オクトラ2は結局体験版の3時間しかプレイしていない。ちなみに選んだ主人公はパルテティオである。

最初は徹底的に自分では選ばないタイプのキャラを選ぼうと思いトト・ハハへ向かった。オーシュットも自分では選ばないタイプのキャラである。
パルキャス、パルソロ、オズソロ、テメソロ、テメキャス、テメオシュ、ヒカアグ、ヒカテメあたりは嫌になるほどTwitterで受動喫煙してしまったので、自分はこれではない組み合わせで行こうと思ったのもある。

体験版から先に進まなかったのは、結局のところ面白さよりも違和感が先に来るからという理由に尽きる。違和感の正体を突き止めるために最後までプレイしなければならないとは思っている。
まず、パルテティオや発明家の服、音楽がジャズっぽいのが気になる。単品では素晴らしいのだが、時代設定としては産業革命前夜ということなので、総体として見るとどこか雰囲気的にマッチしていない気がする。
天空の城ラピュタがなかなか海外で放映されなかったのは、「鉱山と背景がイギリス、軍と機械がドイツ、生活観と気質がイタリア。日本人からすれば、サムライがカンフーで戦ってキムチを食べてる映画」のように見えたためという話があるが、それに似た違和感とでも言うべきだろうか。サガフロみたいにいろいろな世界が混じっているのはさほど気にならないのに、オクトラ2ではなぜ気になってしまうのか。
それから、各ジョブ衣装は確かにかわいいのだが、「こういうのが好きなんでしょ?」と狙ってきている感があざとくて醒めてしまうのである。神官や、譲歩して薬師が同じ服を着るのはまだ理解できるが、剣士や発明家やウェポンマスターはなぜみんなあの服で、狩人はなぜみな獣人にならなければならないのか?

期待半分不安半分でSide Solistiaを開始。

メインストーリーは、ストーリー中に発生するいくつかのキークエストをクリアすることで進行する。ソリスティアには昼夜があるので受注できるクエストにも昼夜の区別があるが、どのクエストがいつ受注できるのかをアイコンで表示してくれているのは親切だと思った。
サイドクエストはやってもやらなくてもいいのだが、リーフが稼げたり主人公セイルのアビリティがサイドクエストクリアで強化されたりするので、やったほうがお得ではある。

「セイルは成長する主人公なのニャ!」RPGで全く成長しない主人公というのも少数派のように思う。それはともかく、寄り道をしてもその分の労力が報われるシステムは良いと思う。

裏町の出身ながら、富豪デアモンテに見いだされて自分の店まで持てるようになったジム。キークエストのひとつで、そのジムの妹からジム宛ての手紙の配達を頼まれる。妹が特に金の無心をしているという訳でもなさそうなのにこのけんもほろろな態度は何だろうと思ったが、兄には兄の事情があったようだ。
それにしても、「態度から察しろ」ではなく、理由を直接正直に言えばいいのに。

追いはぎを討伐するというサイドクエスト。

さっそく追いはぎが出現するが、この追いはぎは自身も別の追いはぎにやられた被害者だった。自分たちはセイル達の追っている追いはぎではない、と言ってちゃっかり逃げ出そうとする。「じゃ、じゃあ俺たちはこれで……」ではない。

またもやお手紙配達クエスト。こちらはキーではなくサイド。
「メリムという女に届けてほしい」と言われているのに、他の人間に渡す選択肢が発生するのがよくわからない。確かに依頼人の動機は褒められたものではないが、依頼人、受取人とのしがらみが特にない状態で受取人以外の人間に手紙を渡す理由がないと思った。
話の筋書きはだいたい見当がつくが、もう一方の選択肢の結果が見られないのは残念。やり直しがきかないので「自分だけの旅を生きるべきだ」感はある。

第1章はクリア。違和感はまだ残るが、少なくとも本編よりは違和感が少なく、慣れの問題かなという気もする。
ドット絵の描写力はさらにパワーアップしていて、ピルロがたばこを吸う場面が特にすごいと思った。

思った、のだが……紙たばこはかなり最近に出現したアイテムで、なぜそれを小道具に出した……とも思った。音楽や小道具から醸し出されるオクトラ2の文明レベルは、産業革命前よりは産業革命後の19世紀後半が妥当だと考える。「中世ファンタジーぽくてやっぱりオクトラ覇者好きだ!重厚な暗い感じね……」公式の設定である産業革命前でも普通に近代である。

レベルやクラスボードはそのままソリスティアにも引き継げるのだが、装備が引き継げないので無双はできない。これはよい調整だと思った。討伐依頼はソリスティア側からもできるのだが、装備はソリスティアのものが適用されるので、現時点ではややハードモードになる(なった)。

オルステラでのストーリーの進行度によって「双世の燐光」というパーティー強化ポイントが獲得できる。自分は当面はソリスティアでのポイントだけで進めていこうと思うが、オクトラ2をきっかけに大陸の覇者を始めた新規ユーザーにもSide Orsterraのストーリーを体験してもらうよいインセンティブになっていると思う。

異界討伐依頼にサイドオルステラ、とわざわざ記載してあるということは、将来サイドソリスティアの異界討伐依頼も実装されるのだろうか。

期待の新育成システム、灯火の加護。
パラメーター強化は支炎獣の育成と似ている。灯火の結晶(限界)とTP(灯火ポイント: Torch Point)を使うことでコストの上限を上げることも可能。
灯火の結晶は逢魔エリアもしくは討伐依頼で入手できる。灯火の結晶には導石と同じく金銀銅の3種類あり、各レアリティによって必要な結晶が異なる。

バトルアビリティとサポートアビリティの習得にはコストは必要ないが、各キャラクター専用の灯火の結晶または灯火の結晶(技)が必要になる。最大レベルの上限突破に似ている。

このキャラクター専用灯火の結晶は、逢魔エリアの固定エネミーを倒すことで獲得できる。逢魔エリアで流れる音楽がどことなくアジアンテイストでおもしろい。

弊旅団ではまだこの灯火の加護の威力を感じ取れるほど対応キャラの育成が進んでいないが、Twitterでは推しの低レアリティキャラを強化できた喜びの声を見かけるので自分も嬉しい。
個人的にも、攻略の多様性がなく、攻略時に強キャラばかりを並べた似たり寄ったりなパーティーになってしまうよりも、さまざまな低レアリティキャラに活躍の場がある方が好みである。

オルステラでは1回の戦闘につき3体までしか出現しなかったエネミーが、ソリスティアでは最大4体出現する。

新大陸公開記念ということで6月21日~25日までTwitterでキャンペーンを開催している。祭りには積極的に参加しないと、ということでキャンペーン初参加。

連携するTwitterアカウントは修正できるのにアプリのユーザーIDは登録後は修正できないのはなぜなのか。
キャンペーンサイトのUIがロマサガRSとまるっきり同じという声もちょくちょく聞こえたが、同じ会社だしそこは勘弁してあげてほしい。

この道の向こうへ行けるようになる日が楽しみである。

【追記】
キャンペーン報酬が届いた!



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2010年3月31日 再々移転・改題
2008年7月16日 再移転
2003年2月26日 移転・改題
1999年1月2日 開設

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